KMG 富山勉強会報告(ブレインストーミング)
富山勉強会では、参加された人たち全員で、勉強会で要望が多かったセミナー関連の内
容を検討しました。
1.患者さんが喜ぶ院内セミナーはどの様な企画でおこなったら良いかの検討を行いまし
た。
⻭科医院の来院の経路として、「⾍⻭になったから」など、⾍⻭起因の来院が多くをしめ
ています。しかし、地域人口の減少や⾍⻭にならない子供も多くなり⻭科医院に通うきっ
かけが減ってきています。
「⻭科予防」など、⾍⻭になっていなくても⻭医者に通ってもらう予防は提供できます
が、初回に来院してもらうきっかけをどうつくるかを議論しました。
中学校で「⾍⻭にならない生活習慣とは?」講演された北村先生と、「アルカリ性体質に
する食事法」の本を書かれている小峰先生がいらっしゃるので、食事の話しを中心にしま
した。
(1).子どものための食事セミナー
子供に通ってもらう判断をするのは、保護者である。「どの様な食事を取れば、健康に良
いか⾍⻭にならないか」などの保護者向けのセミナーを開催してはどうか。
(2).食材の提供
食事指導を行うのであれば、⻭科医院の待ち合いに余裕があれば地域の農家と協力し
て、待ち合いで農産物の販売をしたらどうか。
小峰⻭科医院では、地域の農家(農業者)が販売に協力して欲しいと話しがあり、待ち合
いで無農薬野菜の販売を行ったら好評を得ていた。
(3).食事形態の変化
現在は、食事を自身で作るのではなく、「宅配弁当」などに頼る人も多い。包丁やまな板
もない方もいるとのこと。その様な人たちに対してどの様なものを食べたら健康的でいら
れるか、健康になるかなどを教えるセミナーはどうか。
皆さんと検討しながらに事業組合員が医院内(待ち合い)健康セミナーを開けるようなプ
レゼンテーション資料などを作って行ければと考えています。
2.もし、ご自身の⻭科医院の地域で小峰先生に講演を頼んだらどの様な内容が喜ばれるか
(1).削らない治療とメリットと削る治療のデメリット
・抜髄の問題
・⻭髄内の血流は4 倍速さである。
・う蝕は全て除去はできない。⻭髄細管に残る細菌は無くならない。
→削る⻭科でも、非襲性のドックベストを使った治療の薦め
3.削らない⻭科を広げるためにどの様なすすめ方が良いか
(1).子どもこそ削らない治療
メリット
・痛くない治療(無痛治療)ができる
・タービン音など、恐怖が少ない治療ができる
4.その他
・保険治療の落とし穴
1 回でできる治療を複数回に分けてするため時間の拘束が負担になる
⻭⽯除去など、回数が多くなるほど菌血症のリスクが高くなる
1 回の治療で治療が終わるため、実費負担部分で積算した場合安い場合もある
・患者に対して問題がある治療をしている⻭医者などの話しなど
・KMG 事業組合として、食事指導ができる⻭科医院のポスターを作るなど