小峰先生対談

北村歯科医院・北村院長とのyoutube撮影を行いました

小峰一雄先生・北村歯科医院(北村和典院長)対談 虫歯を作らない食事

小峰先生とKMG事業組合会員の北村歯科医院 北村先生との対談です。北村先生は青森県三戸で祖父の代から約90年、開院されており地域に密着し信頼された歴史ある歯科医院の院長です。
今回は、北村先生が三戸中学校で190名の生徒さんを対象に講演した「虫歯を作らない生活習慣とは?」の中の「食事」について対談しました。

歯科医院と食事指導(根本予防)

歯医者は、「虫歯を削る」「歯石を取る」「歯科矯正する」など、口の中をいじることが歯医者の治療と考えられています。
小峰歯科医院では、虫歯や歯周病の根本原因の食事指導を重きをおいています。北村歯科医院の北村先生も同様に食事指導(虫歯にならないための指導)が、本当の予防と考え対談を行いました。
口腔を見ると、食事内容が見えてくる。
・歯垢だらけの人→炭水化物が大好き
・血液に白い粒が混じっていれば→高脂血症の疑いあり
などです。

歯医者は、患者さんの健康を考えて予防するべきと考えています。それは、虫歯になる前、身体を壊す前に患者さんの健康を考えて食事から指導することを「予防」として指導を行うことです。

削らない虫歯治療について

小峰歯科医院では、削らない虫歯治療を行っています。削る虫歯治療を行わない理由とは。
いくらきれいにう蝕(菌)を取りきっても、菌が象牙細管に潜んだ菌が増殖して歯の中で虫歯を起こしてしまう。
ドックベストセメントを使うと常時、弱い殺菌力(非襲性)で菌の繁殖を抑えることができる。
ドックベストの批判があるが、今までの治療の中でドックベスト自身のアレルギーは皆無だった。
アレルギーの発生はコーパライト(抗菌剤)の成分によるもので数件あったと記憶している。ドックベストの製造元に、成分変更を頼んだが断られてしまった。ドックベストに変わるドイツ製薬剤の成分は、ドックベストより安心できる成分なので、ドイツ製に変えて使っていこうと考えている。

小峰歯科医院では、治療は1回で完了する。多くても2回で完了することを心がけています。自由診療は高いと思われている患者さんもいられますが、何度も通い何日も時間をとられ自己負担分を合算すると自由診療の方がメリットが大きい場合をお伝えしています。感染症の面でも、何度も歯石を取るより1回で終了した方が、菌血症のリスク(回数)も少なくなることをお伝えしています。